簿記2級は通信講座で簡単に取れる

簿記２級通信講座で受講生のかたから頂いた質問メールと講師による回答を１部まとめたものです。


質問.  こんにちは、工業簿記第３回での経費の仕訳がいまいち解りません。
例えば個別問題 集３回 ３経費の定義と分類の《問３》で（１）と（４）では経費が借方科目にきて
（２）と（３）では経費が貸方科目にきてます。どのように導くのでしょうか？

回答.（2）では、「保険料の消費額は25,000円である。」となっています。

工業簿記の場合、消費という言葉の意味は、経費勘定の貸方を意味します。

つまり、支払った時ではなく、

消費された時は、経費勘定の貸方から、

それが間接経費であれば、

製造間接費勘定の借方へ集計させる手続きのことを指すのです。

したがって、
　
製造間接費　25,000　　　経費　25,000

となります。

(3）では、経費勘定を用いる場合は、請求書を手にした段階で、
　
経費　86,000　　　未払金　86,000

となり、この経費が直接経費なので、

　仕掛品　86,000　　　経費　86,000

となります。

テキストと同様に、2行の仕訳にしても大丈夫ですよ。


経費は、あまり深く考え込まずに、

直接経費と間接経費の分類を把握しておけばOKですからね。
頑張ってください！







どうでしょう？確認してみてください。

理解できるまで何度でも質問してください。