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簿記2級_商業簿記 本支店間。期首商品棚卸高と期末商品棚卸高

簿記2級通信講座で受講生のかたから頂いた質問メールと講師による回答を1部まとめたものです。


質問. P82の問題2ですが、期首商品棚卸高と期末商品棚卸高がよく わかりません。
棚卸減耗分の内部利益も差し引くとのことでし たが、
貸借対照表の商品は38,200で(期末)あっていたのです が、損益計算書のほうが違っていました。

回答.「繰越商品」勘定の支店が穴あき()になっています。
勘定分析をして、貸借差引きで出していきます

12,960円になりましたか?

期首商品棚卸高
本店(A商品)16,000円
支店(A商品)6,240円・・・・内部利益1,040円
  (B商品)6,720円

となります。
合計から内部利益を差し引いて出してください。


期末商品棚卸高

本店(A商品)20,000円・・・・・実地棚卸高18,400円
            
棚卸減耗費1,600円
支店(A商品)7,200+未達5,760・・・・・実地棚卸高12,480円・・内部利益2,080円
                
棚卸減耗費480円・・内部利益80円
  
(B商品)9,600円・・・・実地棚卸高9,400円
           
棚卸減耗費200円

損益計算書に載せる期末商品棚卸高は、売上原価の計算ですから、仕繰繰仕の繰仕ですね。

なので、帳簿棚卸高を載せます。

ということは、棚卸減耗は含めたままです。

内部利益だけを引いてください。

帳簿棚卸高合計42,560−内部利益2,160=40,400円

となります。

2級商業 個別 14回 問題2 損益計算書 棚卸減耗費2,200 


本店棚卸減耗費
帳簿棚卸高20,000-実地棚卸高18,400=1600

支店A商品棚卸減耗費 (未達商品には減耗は生じませんので計算に入れません)
帳簿棚卸高7,200-実地棚卸高6,720=480
 
内部利益の除去 480÷120%=400(内部利益加算前棚卸減耗費)

支店B商品棚卸減耗費
帳簿棚卸費9,600-実地棚卸高9,400=200

1,600+400+200=2,200

となります。

どうでしょう?確認してみてください。

理解できるまで何度でも質問してください。







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