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簿記2級 見越し繰延べ

簿記2級通信講座で受講生のかたから頂いた質問メールと講師による回答を1部まとめたものです。


質問. 【質問1】個別問題集、問題5の(4)番の答えが15,000になるのかがわかりません。
(A)支払保険料が75,000で12ヶ月で割ったら、
6,250なので前払い分の月数3をかけたら、18,750になると考えてたのですが?
なぜ15,000になるにか教えてください。 

回答.この問題のポイントは「毎年同額を4月1日に1年分を前払いしている。」という点です。
つまり、以前から同じ取引がずっと続いているということです。

以前から同じ取引が続いているということは、

前期末にも

(借)前払保険料 3か月分  (貸)支払保険料 3か月分

という繰延べの仕訳が行われたということです。

繰延べを行うと必ず期首に再振替仕訳を行います。

ですから、当期首

(借)支払保険料 3か月分  (貸)前払保険料 3か月分

という仕訳を行ったのです。

そして、4月1日に1年分の金額で

(借)支払保険料 12か月分  (貸)現金 12か月分

という仕訳を行っているので、

支払保険料勘定へは、

期首から翌期の3月31日までの15か月分分が計上されていることになります。

その金額が支払保険料の75,000円です。

ですから1ヶ月分を求めるには、

75,000÷15ヶ月=5,000円

と出し、

翌期分の1/1〜3/31までの

3ヶ月分の5,000円×3ヶ月=15,000円

を繰延べます。

前払保険料 15,000  支払保険料 15,000

この仕訳を毎年決算日に行っているのです。

見越し繰延べはややこしいですが、たくさん問題を解いて慣れましょう。

タイムテーブルを上手に書く練習をするといいと思います。



どうでしょう?確認してみてください。

理解できるまで何度でも質問してください。

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